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「持続可能性という点でヘンプはファッションの未来の生地だ」米国ファッション市場とヘンプの現在その③最終回

「持続可能性という点でヘンプはファッションの未来の生地だ」米国ファッション市場とヘンプの現在その③最終回

大東武弘

”確かにヘンプはコットンの問題を解決するかもしれない。けれどそれは、複雑な(環境や経済など)の問題の小さなピースでしかない””しかし、それ(ヘンプ栽培から始まる新しい産業)は利益よりも地球の健康を優先させるということでもある。”

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黒龍江省青岡カンナビス畑へ訪問しました

黒龍江省青岡カンナビス畑へ訪問しました

大東武弘

黒龍江省へ収穫直前のカンナビス畑を訪ねてきました。 青々としたカンナビス畑は、清々しい風が吹いていました。それは、竹林のようであったり、神社や仏閣の境内のようです。人類にとって、この繊維が高貴で神聖な植物として伝えられてきたのも、こういった肌感覚というか、五感に響く直感があったかもしれません。  

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テキスタイルヘンプの歴史(国連が発行したレポート:Commodities at a Glance: Special Issue on Industrial Hempより)

テキスタイルヘンプの歴史(国連が発行したレポート:Commodities at a Glance: Special Issue on Industrial Hempより)

大東武弘

国連のIndustrial Hemp/産業用ヘンプレポート(2023年)を抄訳しました。 国連(United Nation)が、産業用ヘンプを知るためにレポートをまとめています。その中で、繊維として活用されてきたヘンプ(大麻)の歴史に触れています。その内容を翻訳してまとめてみます。

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日本のリネンマーケットの歴史(Threadsの投稿まとめ)

日本のリネンマーケットの歴史(Threadsの投稿まとめ)

大東武弘

 現在では、一般の認知も拡がり、欠かせない天然繊維リネン。優しく柔らかで着心地の良い風合いに魅了されている方は少なくありません。しかし、リネンは、日本の在来植物ではないだけでなく、明治期後半に国策として導入されたのが始まりだという事は、広く知られていません。

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栽培時に吸収する二酸化炭素量をIQCC値として各製品へ表示します。

栽培時に吸収する二酸化炭素量をIQCC値として各製品へ表示します。

大東武弘

Hempの栽培時Co2吸収量の大きさから、お洋服1着当たりに換算することを始めました。これをIQCC(The initial quantity of carbon capture)値として各製品紹介ページに表示をいたします。 気候危機への提言として、二酸化炭素の排出問題への意識をもって、現在の地点で出来るところから、まず取り組みをスタートいたします。

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