お手入れ方法

お洗濯はどうするの?(基本の3つ)

リネンとヘンプ。原料は異なりますが、麻素材として洗濯方法に違いはありません。

1.手洗いしましょう。30℃から40℃が最適です。中性洗剤です。

2.干すときに形を整えましょう。乾燥後の仕上がりがきれいです。

3.日差しよりも風で乾きます。

もう少し踏み込んで知りたい方は以下で少し詳しく説明します。

・なぜ手洗いするの?洗濯機はダメなの?

洗濯機で洗いたいですよね。何が何でも絶対ダメっ!というわけではありません。洗濯機で洗うと繊維そのものへのダメージよりも、縫製へのダメージが考えられるからです。weavearthは、素材・縫製強度に留意してデザインされていますが、不特定多数のものと同時に洗う時の洗濯槽の条件が確定できません(洗濯機の性能もさまざま)。洗濯槽内では一部に大きな負担がかかる(例えば引っ張られる)ことがあります。

・干すときに形を整えるのはなぜ?

乾燥後に収納するとき、整えやすいからです。アイロンがけしなくても、一定の大きなしわは回避できます。洗濯ものは、おそらくどれも形を整えておくと後が楽ですよね。

・天日干し?陰干し?乾燥機?どれが最適なの?

天日干しでも構いませんが、麻素材に限らず天然由来の繊維は日光に強くはありません。色あせは進みやすいですし、繊維そのものの劣化が早く進みます。

ですので天日干しする場合は、麻素材は比較的早く乾きますので、乾いているのを確認したら可能な限り短時間で取り込みましょう。長時間にわたって日光の下に放置すると、劣化が進みやすいことを覚えておいてください。

陰干しはダメージが少なく、とても穏やかな干し方です。この場合は、風通しの良い環境が最良です。麻素材は「陰干し+自然風」で充分乾いてきます。

乾燥機は、大きな縮みの原因になります。熱をかけながら、タンブル回転でぐるぐる回すと繊維に傷が入り、収縮が起こります。また「熱+タンブル」乾燥は繊維へのダメージが大きくなります。

・お洋服はアイロンがけがしたいのだけど

かつては「麻は高温アイロン」とされてきました。ですが高温では繊維が傷みます。最もお勧めなお洋服のアイロンは、ハンガーに吊った状態でスチーム掛けながらシワを伸ばしていくのが最善です。仕上がりは、とてもナチュラルです。おおくのリネンブランドの衣料品は同様な方法で店頭ディスプレイなどはお手入れされています。

アイロンはしっかりあてたい、と望まれる場合は、やはりスチームで、可能なら平台ではなく、いわゆるアイロン馬台を使いましょう。平台で押し付けるのは力と熱が掛かり過ぎるので推奨しませんが、その方法を好まれるなら、干渉させる布(あて布)を使って下さい。

 

 weavearthのプロダクトは最新の素材開発で製作されています。わたしたちが未知の素材特性があるかもしれません。取り扱いでお困りごととかが、ございましたら、store@weav.earth のお問合せまでご連絡ください。