事と物に耳を傾けるノート MoNote#000

事と物に耳を傾けるノート MoNote#000

事と物に耳を傾けること MoNote始めます

世界には時代を超越する様々なデザインやプロダクトが残されています。歳を重ねるほど深みが増していくような、そういった事物に触れる時、わたしたちは時に「事と物に耳を傾ける」ことで、そこに宿る「普遍」と「洗練」を聞き取り見出し感じることがあります。

 

(写真は芽吹いたばかりのFlax(リネンの原料植物)

weavearthの商品企画は「原料(農作物)を見つめる」ところから始まります。そして「糸」を見つめ、織物設計を最適化に腐心し、生地の加工仕上げという言わば”料理方法”を吟味します。そのプロセスから素材自身が「こうなりたいっ」「こうして欲しい」という声を聞き取り、商品の最終デザインのイメージが描かれ、立体的なプロダクトとへと産みだされていきます。

 

プロダクトはこう言ったweavearthのメッセージと物語から始まりますが、お客さまへ受け渡された後には、お客様のみなさまの暮らしの中に寄り添い、人々の手によって成長して新しい物語が紡がれていく…そういったナラティブ(わたしたち”We”のストーリー)をweavearthは生み出していきたいと願っています。

古くはリネン布やヘンプ布が何世代にもわたって引き継がれ、活用され続けた後、最後には土に還っていったように、わたしたちの商品が、お客様の長年のパートナーとなることが出来るなら、わたしたちは出来る限りプロダクトが生まれた「紡がれ続けていく物語」を語り明らかにすることが、とても重要なことだと考え至りました。またもしかすると、その物語がどこかで誰かの新しいモノづくりのインスピレーションになるかもしれません。

そこで「事と物に耳を傾ける」ことをノートにしていくことにしました。事と物のプロダクトノート=Mono+Noteで、MoNote(モノ―ト/物の音)をそれぞれの商品について綴っていきます。

(大)

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